商品説明
【『岩の井・i240』シリーズ】
『岩の井・i240』シリーズは、『岩の井・赤ラベル』米違いシリーズをリニューアルした純米吟醸の無濾過生原酒になります。
岩の井ならではの超硬水仕込みによる力強い発酵がもたらす「発泡感」を感じて頂けます。
数量に限りがあるため、在庫状況により早めに販売終了となる可能性がございますので、予めご了承下さい。
【山廃純米吟醸 山田錦】
「i240」シリーズ唯一の山廃仕込。
味わいは山廃らしく凛とした酸と、山田錦らしい奥行きのある味わいとなっています。
当社の最高級商品である山廃純米大吟醸(720ml 5,500円)と精米歩合のみ異なる商品です。ご愛顧頂いている皆様に、広く楽しんで頂けるようお買い求めしやすい金額で販売します。
原料 :米(国産)・米麹(国産米)
原料米 :山田錦
精米歩合 :55%
アルコール度数:17度
容量 :720ml
※こちらの商品は要冷蔵商品です。
(開封関係なく冷蔵庫にて保管してください。)
『山廃』とは・・・
明治時代に開発された生酛の進化版です。生酛製造で最も手のかかる山卸を廃止したため、山卸廃止、略して山廃という名前がつきました。
今では乳酸菌を直接添加する速譲酛が主流となり、日本でも岩の井を含む数少ない蔵でしか採用されていない伝統製法です。
生酛同様自然の乳酸菌を培養することで、速譲酛に比べアミノ酸組成が高くなり、味の腰が強く濃醇な味わいとなり、香りも奥行きがあって芳しくなる傾向にあります。
『山田錦』
酒造好適米作付面積1位の代表的な酒造好適米です。
心白は線状でやや小さいことから高精白が可能であり重宝されています。兵庫県産が最も品質がよいとされており、非常に高価です。
ふくよかで柔らかながらきれいな香味となりやすい傾向があります。
『無濾過生原酒』とは・・・
通常、日本酒は発酵を終了したあと、もろみの滓(おり)を下げ、濾過(ろか)、火入れ、加水、貯蔵、火入れ(2回目)、瓶詰めされます。
この工程から➀濾過(ろか)をしない(無濾過)、②火入れ(1回目・2回目)をしない(生酒)、③加水をしない(原酒)、3工程をしないお酒が無濾過生原酒です。
日本酒本来の旨味や香りがそのまま残っていて、パワフルなお酒となる傾向があります。
➀「無濾過」
日本酒を搾った後に、日本酒の色を透明にし、香味を調整する濾過作業を行わないこと。
そのため、もろみをしぼっただけの物が多く、お酒本来の味わいが強く、にごりや独特な味がするため、濃厚な味わいとなります。
②「生酒」
火入れを一度も行わないものを「生酒」といいます。
火入れによる加熱殺菌処理を行うと、日本酒から酵母菌がいなくなり、発酵がストップします。発酵が止まることで、日本酒の味わいを一定に保つことができます。
生酒は、品質が変わりやすいものの、生酒にしかない特有の味わいやフレッシュな瑞々しさが特徴です。
※生酒は必ず冷蔵保管が必要となり、早めの飲用をお薦め致します。
③「原酒」
一般的な日本酒は水を加えることでアルコール度数を15%程度に調整しています。この工程を「加水」といい、この処理を行わないものを「原酒」といいます。
アルコール度数が高いままなので、しっかりとした味わいになる傾向にあります。